プリンターセッションの構成の方法

Windows XPでは、印刷はプリンターのフォントによらないで、XP自身がビットマップを
作成して印刷を行っています。
このため、たとえプリンターがエミュレータを持っていなくても、AS/400のプリンターとすることができます。
ここではその例を紹介します。

ここで、各メーカーの登録商標ロゴなどははそれぞれのメーカーのものです。


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プリンターセッションの構成の方法


プリンターセッションを構成は次の手順で行います。

1.PC5250プリンターセッションを(仮)構成する。
2.プリンターセッション用のドライバーの指定と設定を行う。

(注:この手順の前にPCにはプリンター用のドライバーが導入されていることが前提です。)


1.PC5250プリンターセッションの(仮)構成

と設定をスタート行う。

スタートメニューのから選択ししていき、[プリンターのセッション開始・構成]を
選択し、パネル(下図)を開きます。


ていこの例では、すでに画面用セッションがひとつ作られています。
印刷のセッションはまだ作られていません。

ここで開始のボタンをクリックすると、下のように未設定状態の画面パネルが表示されます。

上記パネルのメニューバーで[通信][構成]と選択して、PC5250の
構成パネルをひらきます。




ここで、システム名、ワークステーションID,エミュレーションのタイプを指定します。

この例では、

TCPIPアドレス:192.168.100.5

ワークステーションID:PrintA

エミュレーションのタイプ:プリンター

となっています。

[OK]をクリックして構成を終わると、サインオンのパネルが開きます。HOSTマシンが起動しているなら、サインオンすれば、印刷のセッションが起動します。(下図)


設定の保管は、メニューバーで

[ファイル]を選び、[保管]と選択します。

改訂版を保管するような場合は、[別名保管]で行います。





2.プリンターセッション用のドライバーの指定と設定。


ドライバーの指定とプリンターの設定を行うには、プリンターのセッションのパネルの
メニュー・バーで、[ファイル][プリンターの設定]と選択して[プリンター設定]の
パネルを開きます。


このパネルでは、導入されているプリンタードライバーの一覧から、ドライバーを選択して
[設定]をクリックします。
上記の例では、次のようなパネルが開きます。


この例は、EPSONのLP−6100の設定パネルです。

基本設定のタグで、

印刷予定の用紙サイズ:SF(ストックフォーム)横位置印刷
給紙装置:自動選択

としています。

また、レイアウトタグでは出力用紙をA4,配置を左上合わせの配置としています。(下図)






複数サイズのサポート

A4,B4など複数のサイズの用紙に印刷できるようなプリンターの場合、ドライバーの設定を
いちいち変更するのは面倒です。このような場合、同じドライバーを別の名で複数導入しておき、これにそれぞれのサイズの設定を割り当てするようにします。
それぞれのサイズ専用プリンターセッションとして構成しておけば、それぞれの印刷装置の
待ち行列にCHGJOBするだけで、目的のサイズで印刷ができます。

例:PRINTA   SF→A4横
  PRINTB   SF→B4横
  PRINTC   A4縦




お断り:各メーカーの登録商標、ロゴなどははそれぞれのメーカーのものです。

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